便秘・宿便を解消してお腹スッキリ、お肌はツルピカ、健康美人になりましょう♪
便秘・宿便を解消して健康美人に!イオン便秘ネット

便秘・宿便・ダイエットでお悩みの方にZイオン健康法をお薦めします


「おなかのヘドロ(宿便)は女性の大敵」
理学博士
 岡部 薫  著
宿便のことが全部わかる・カラダの仕組みをチェック

第1章おなかに宿便がたまるとき

Y胃腸にかかわりのない病気はない 病気のもとは自律神経の失調から

6-1

人体における自律神経の偉大なはたらき


昨今、自律神経失調という言葉がとてもよく使われるようになり、この本の中にも何度かでてきました。何となくわかる気のする病気ですが、実は医師の間でさえも、各診療科によって考え方が少しずつ食い違っているほどで、誤解、曲解も少なくありません。

宿便をとってやることで、私たちの胃腸は本来の健康なはたらきを開始します。それと同時に私たちの内臓器官も活発にはたらくようになってきます。

こうして胃腸のはたらきは、音楽的で快調なリズムを奏でることになるわけですが、ここでちょっと音楽の3原則について考えてみましょう。御存知のように、それはリズム、ハーモニー、メロディーの3つです。私たちの健康はいみじくも音楽の3原則と同じです。リズムというのは内臓器官のはたらき、ハーモニーは自律神経、そして、メロディーはイオンです。この3つの調和により、はじめて私たちのからだは健康が保たれていると言えましょう。

私たちが食べ物を口にしたときに唾液が分泌されますが、これは自分の意志ではありません。自律神経の指令によって分泌されているのです。胃腸で吸収した養分を肝臓へ送るのも自律神経のはたらきなら、肝臓でグリコーゲンにして、各器官に必要量を送り届けているのも自律神経のはたらきなのです。

人間は一生の間に、約30億回も心臓のポンプを動かしていますが、これを動かしているのも自律神経なのです。自律神経はつまり、私たちの身体の各部を、規則正しく、順序よく寸分の狂いもなく支配し動かしているのです。

私たちの生活に欠かすことができない知覚、感覚、味覚、熱さ、寒さ、痛みなどの神経組織はもちろんのこと、愛情、理性、喜怒哀楽、嫌悪などの感情にまで自律神経は影響をおよぼしています。からだの中の内臓器官、分泌する化学物質〜これらをもしも人工的につくるとするならば、それらの機会を並べるだけで、地球全部の表面積が必要と言われています。

そして、仮にそれらの超精密機械工場ができあがったとしても、分泌液を各器官に輸送するタイミングとか、質や量の調整点検は、それぞれの人の自律神経以外では果たすことができないのです。その想像を絶するほど精密な人体をコントロールしているのが自律神経なのです。

この偉大なはたらきをもつ自律神経に、私たちは何をしてやればいいのでしょうか。

答えはイオンという無機養分を与えてやることです。大いなるはたらきによって、たえず疲れている自律神経にイオンをたくさん送り込むことです。車を運転する人ならおわかりでしょうが、走行中の車は、消費した電力を発電器(ダイナモ)によってすみやかに充電しているから、車の走行能力は維持されているのです。それと同じで、自律神経の能力を維持するには、
 @、人体の発電器である胃腸の宿便を清掃して、発電能力をアップすること
 A、神経の消費量に応じて、その日のうちに体内にイオンという養分を充電すること

この2点がとても大事なことなのです。このことをよく頭に入れて、次の自律神経失調症の方のお手紙を読んで、ご自分で回答をだしてみてください。


6-2抗生物質の副作用で急性肝炎になって入院  函館市・Aさん


私は14年前、住職だった主人を亡くしました。それ以後、インスタントに教学を修めて、まがりなりにも住職の代行をつとめてまいりました。そして5年前に、跡継ぎの息子がようやく学業と修行を終えて、寺に戻って肩の荷が下りたとたん、体調をくずしてしまったのです。それから更年期障害と言われ、不眠、腰痛、神経痛、かぜ、胃腸病などで3回ほど入退院を繰り返し、現在も入院中の身です。

今回は急性膀胱出血で入院しましたが、膀胱炎の治療に使用した抗生物質の副作用から急性肝炎となり、3ヶ月を経た現在、なお退院できずにおります。肝炎のほうはもう治っているのに、退院できないのは、自律神経失調のためということです。これが原因の者たちはいかにも“神経病み”のように思われているようで、息子からも、「お母さんは病気でも何でもない、神経質なだけなんだ」 と1口に片づけられ、何とも悔しい思いをしております。と言いますのは、平素の私はいたって明るく、思ったことはズバズバ口にするほうでしたから、神経病みと言われることが不満でなりませんでした。

ところが昨日、知人の息子さんから、Z式健康法 についておしえていただき、心からうなずける思いでございました。特に私はピンときましたのは、自律神経が、人体をコントロールしている総司令部であるということです。そして、自律神経の養分はイオンであって、その大切なイオンをつくっている胃腸の宿便をとってやらねばならないという、ご説明にはまことに胸のすくおもいでございました。

私も以前、宿便は誰にでもあると言うことを耳にしたことがございましたが、ほんとうに感ずるところが大で、ぜひ私もZ式健康法を実行してみたいと考えています。

ひとり私ばかりでなく、息子もよく胃をわるくして薬を飲んでおります。嫁も流産になりかけて入院中というような始末で、お寺の役目も、親類の人たちから助けを借りている不甲斐ない状態です。早く健康を取り戻して、家族そろって元気に暮らしたいものと願っている次第です。なにとぞ、よろしくご指導のほどをお願い申し上げます。



12