男性と女性を比較した場合、女性の方が3倍も多く宿便がたまりやすい環境にあります。筋肉を使う運動量の不足、薄着による冷えなどが原因であり、低血圧の人も熱量がたらないので、宿便がつきやすいのです。
健康そのものに見える人も宿便は確実にたまっています。年相応の宿便のピラミッドが胃腸ないにできているはずです。腸内のテニスコートは宿便だらけ、生まれて1度も掃除していないのですから汚れるのは当然のことです。
私がはじめておなかを掃除したとき、小石のような茶色の塊や、黒やコバルトの砂状のものが大量に出てきました。「こんなものが詰まっていたのか」と思わず絶句してしまいました。黒い砂状のものは、硬化した汚れが砂鉄状になったもので、こういう汚れは私だけのものではないことを、後にいろんな人の宿便を調べていてわかれました。お年寄りから採集した宿便は、もはや石糞のように固くなっており、これを分析してみると、ほとんどがタンパク質のカスで石灰の塊のようになっていました。
私たちは毎日歯を磨きます。歯と歯の間にはさまった食べ物のカスを意識的に取り除き、虫歯を予防しています。それなのに、なぜ胃腸の汚れは気にしないのですか?
あなたのおなかの中の汚れは、固い石や黒い塊となって、一生住み続けます。これは私たちの身体に、思いもよらない悪影響を及ぼすことになります。 しかし、現代医学では「胃腸が汚れるはずがない」と考えられているのです。 |