1おなかに宿便がたまるとき 2イオンは皮膚からも吸収 3おなかの宿便をとりなさい |
胃腸は汚れている |
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第1章 | おなかに宿便がたまるとき |
]X | 糖尿病も皮膚病も治療法が同じ 宿便清掃とイオン入湯 |
15-1 | 対症療法の矛盾に気付き医師不信に陥る |
治し方が同じという点には、少なからずご不満を抱かれるようです。確かに大きな病院へ行きますと、糖尿病と皮膚病では受付も違いますし、治療法も違えば、与えられる薬もまったく異なります。にもかかわらずZ式健康法では、治し方はどちらも同じ、おなかの宿便清掃とイオン入湯だけです。そこで、どうもおかしい、まやかしではないかということになるわけです。 私はかつて心理学の本で、“潜在意識”について勉強したことがあります。人類は今より数百年前に類人猿から進化して、現在の人間になっているわけですが、先史時代の何々ザウルスというような恐竜がこの地球上を制覇していた頃、人類はそれらのハ虫類にメチャメチャに痛めつけられました。そのときの恐怖が、親から子へと植え付けられて、私たちの先祖に伝えられ、これが潜在意識となって、ヘビをみるとおそろしいと思うわけです。 この潜在意識は“洗脳”という言葉によく似ています。私たちは病気になると、それを治すためにまず考えることは、病院へ行くことです。病気は医師や薬が治してくれるものだと洗脳されているから、すぐに病院へ行って診てもらうということになるわけです。そして注射をうってもらい、対症薬をもらってきてひと安心するわけです。 ところが、病院へ行きますと、ちょっとした病気でも、検査の技術が発達していますから、そのネットにひっかかって本当の病人になってしまします。与えられた対症薬には、ことごとく副作用があるため、たとえば薬によって糖尿病が抑えられても、今度はその薬のために肝臓がボロボロにやられることになります。このように、いったん病気になりますと、次々に病気が現れ、長い期間、入院あるいは通院をしなければならなくなります。対症療法の矛盾がここにあります。 最近、とくに内科医療の薬漬けや副作用がいろいろ問題になって、それになかなか病気の治らない方が、医師不信に陥って、私どもの研究所へ相談にお見えになるケースが少なくありません。最後の策だと思って、Z式健康法をやってみようというわけです。 |
15-2 | 糖尿病も腸の障害につながっている |
病気はなぜ起こるのでしょうか。私はかつてゼンソクで苦しみました。しかし、いくらゼンソクを治そうと思っても治りませんでした。医師の力ではどうにもなりません。そこで私は自分で勉強して、ゼンソクはなぜ起こるのか、そのルーツをさぐってみたところ、意外なことがわかりました。研究からわかったことは、病気の原点は、胃腸にあるということでした。私のゼンソクばかりではなく、高血圧症という病気も、低血圧という病気も、糖尿病も、皮膚病も、病気の原点はみな、胃腸に関係していることがわかったのです。 人体をコントロールしている自律神経に不可欠なイオンは、胃腸でつくられています。この胃腸に宿便がたまってはたらきが悪くなると、イオンが欠乏して自律神経失調となり、そこに病気がやってくるわけで、胃腸に関係しない病気はひとつもありません。 たとえば、糖尿病の場合は腸の障害につながっています。腸のはたらきが悪くなりますと、肝臓が糖をグリコーゲンに変えるときに糖の廃棄物がでてきます。それをアミノ酸というものが掃除をしてくれるのですが、この掃除が完全でないと肝臓機能は低下して、糖はそのまま腎臓に捨てられてしまします。このため肝臓の機能も弱まってしまい、糖は尿に混じって排出されることになります。これが糖尿病であって、その根源はやはり腸にあります。 皮膚病も、胃腸の宿便を清掃してイオンの製造を活発にすれば、自律神経失調が回復し、病気も快方に向かいます。 このように胃腸の宿便をとるということは、確かに根源療法ではありますが、ただそれだけでは早い期間に病気から脱出することはできません。そこで、イオン入湯によって皮膚からのイオン充電を併せて行えば、なおいっそう、病気の回復は早まるというわけです。 だから、Z式健康法は、おなかの宿便清掃もイオン入湯も、病気の治し方は同じです。ただしそれを実行される側には個人差というものがありますから、あとは、ご自分のからだとよく相談して、やり方を工夫していただかなければなりません。 |