便秘解消には玄米食が一番だ、という声もききます。
玄米は白米よりもビタミンB1、B2やミネラル、食物繊維を多く含み、 糖質の代謝を促進してくれるので、便秘の解消に有効です。
特に玄米の外皮に含まれているフィチン酸には強い排泄作用があります。この外皮は消化されないまま腸壁に付着した宿便をはがしてくれるのです。
しかし一般にはなかなか玄米には手がでません。食べてあまりおいしくないからです。カレーライスなど白米よりも玄米のほうが合うと言われるような料理法もありますが、玄米を常食にするとなると、家族から反対の声があがりそうですよね・・・・・・。
その点、最近注目をあびている発芽玄米は通常、白米に混ぜて炊いて食べるのが一般的なため、玄米よりも食べやすく、常食にするには適しています。 この発芽玄米とは、玄米に適温の水分を含ませ、1ミリ程度の芽が発芽した状態で人工的に成長を止めたもののことです。 発芽することによって、玄米の時では消化吸収しきれなかった栄養や成分が増加します。この時、血圧上昇を抑制する働きを持つガンマアミノ酪酸(GABA:ギャバ)がグルタミン酸から生成されます。ギャバは神経細胞の興奮を抑え、精神安定やストレス解消に効果のある成分です。また、美容効果、美白効果もあります。 このように発芽玄米は、便秘解消効果だけでなく、精神安定効果、美容効果、美白効果もあり、玄米以上の優れた健康食材なのです。 |