1おなかに宿便がたまるとき 2イオンは皮膚からも吸収 3おなかの宿便をとりなさい |
胃腸は汚れている |
自律神経の失調で便秘に!? 自律神経の働きを高めるには? |
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「おなかのヘドロ(宿便)は女性の大敵」 | 理学博士 岡部 薫 著 | 宿便のことが全部わかる・カラダの仕組みをチェック |
第2章 | イオンは皮膚からも吸収される |
9 | イオンは女性にとって最良の内部化粧品 |
「女性は、顔というキャンパスに美しい絵を描く・・・・・・」 と言われていますが、顔かたちを別にすれば、何よりも気になるのは、皮膚の美しさではないでしょうか。色が白いとか、肌が美しいということは、それだけでも女性のみなさんにとっては、羨望の的であるはずです。 男性から女性を見た場合も、やはり同じです。男性があこがれを抱く女性というのは、つまるところは“女性らしい女性”の一語につきるでしょう。顔かたちもさることながら、からだの面からいえば、その第1条件はやはり、みずみずしい皮膚ではないでしょうか。 その皮膚に、湿疹、アトピー性皮膚炎などができていたら、どんな美女も魅力は半減します。第1章実例7のMさんは、縁談はあるがアトピーが気になって見合いをする気にもならない、と苦しい胸の内を手記の中に綴っておられます。 そういうお手紙を読むたびに、私は胸が痛くなって、どうしようもありません。そこで私は、再び、皮膚の病はどうして起こるのかについて、繰り返し、みなさんに申し上げたいのです。つまり、湿疹もアレルギーも、アトピーも、原因はみな自律神経にあるということです。その、自律神経のエネルギー源はイオンなのです。そのイオンが不足したときに、自律神経失調症となって、いろいろな皮膚の疾患がやってくるのです。 前記のMさんは、医者から渡される薬は「すべて副腎皮質ホルモン入りの塗り薬」であって、つけすぎると、よくないことは知りつつも、つけないことには、どうしようもないので、仕方なく病院に行って、もらってくるということです。 私は、医師の対症療法が悪いとは言いません。かつては、私自身もゼンソクの発作を止める薬を医師にいただいたおかげで、命が助かったのです。だから、対症薬がわるいとは言いませんが、皮膚の疾患が自律神経の失調にある以上は、そのもとを治さなければ、根治することはできません。 そこでイオンのお風呂に入りますと、皮膚からイオンが吸収されて、まず自律神経のはたらきがよくなり、内臓器官の円滑な活動を助けます。 ここで内臓器官の皮膚におよぼす影響に関連して、自律神経と膵臓の関係についてふれてみましょう。 膵臓はまず、グリコーゲンの生産に不可欠なインシュリンがつくられています。この膵臓のはたらきが低下しますと、インシュリンが欠乏して、腸で製造された糖が肝臓に輸送されても、グリコーゲンはつくられません。 | |
このステアプシンという物質は、脂肪を分解し、胃液の成分である塩酸を中和するものです。また、皮下組織をととのえるのはたらきをもっていますから、いわば最良の内部化粧品であるといえましょう。 膵臓ではまた、消化に不可欠なトリプシンがつくられていますので、消化不良を起こしてきます。ということは、膵臓は消化器官であるということです。 イオンは食べ物から吸収されていますが、ストレスがたまると、イオンが不足がちになります。そこでイオン入湯によって皮膚からもイオンの吸収につとめれば、自律神経のはたらきが活発になり、内臓器官の各部も円滑に活動し、ステアプシンの分泌がうながされます。そして、皮膚面の湿疹、尋常性乾癬、アトピー性皮膚炎にも、好影響をおよぼすことになります。 化粧品をお使いになって美しくなることも結構ですが、みずみずしいお肌は、このように内臓器官の作用によって保持されるものですから、自律神経の偉大なはたらきについて、イオンの重大な役割について、もう一度じっくりお考えになってみてください。これは、あなたご自身の皮膚を美しくするためなのです。 |
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