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「おなかのヘドロ(宿便)は女性の大敵」
理学博士
 岡部 薫  著
宿便のことが全部わかる・カラダの仕組みをチェック

第1章おなかに宿便がたまるとき

]V流産ぐせがついた母親に念願の赤ちゃんが誕生

13-1

体内の羊水は母親がつくったイオン水


流産や早産を3回繰り返しますと、医師は、これを習慣性流産とよび、一般では“流産ぐせ”とよばれています。流産の原因については、専門的にみれば、血液型の問題とか前の流産のあと、まだ受け入れ態勢が整っていないうちに再び妊娠したとか、粗暴な性交のために性器がおかしくなったとか、いろいろな所見がでるわけですが、実際問題として流産が続きますと、またその次も流産をしてしまう傾向が強いようです。

ところで、私はこれまでに何度か「病気のもとは自律神経にあり」という仮説を述べてきたわけですが、では、習慣性流産の場合はどうかと言いますと、これもやはり自律神経失調症なのです。おなかの宿便をとって、イオン入湯をするというZ式健康法により、これまで流産ぐせのあるお母さんたちが、何人も念願の子宝を授かっているのです。

いったいこれは、どういうことなのでしょうか?

胎児は母親の胎内で10ヶ月と10日を経て、この世に出生することになりますが、その間どうやって過ごしていたかと言いますと、母親の胎内にある羊水というタンクの中で成長し続けていたわけです。

わたしはかつて自律神経のはたらきとイオンの関係をいろいろ調べているとき、この羊水の問題に突き当たりました。そこで、羊水とはそもそも何だろうかと調べてみますと、これがすべて母親がつくったイオン水なんです。

つまり胎児は、そのイオンを皮膚から吸収しながら成長をつづけているわけで、いうなれば、胎児は母親の胎内でヘソの緒から養分を吸収するいっぽう、そこでイオン入湯療法をやっていたというふうに私は解釈をいたしました。

母親の胎内にあるこの羊水がこぼれるとどうなるか、これは破水といって胎児はもはや生きていくことができません。そこで、流産ぐせのある母親というものについて考えてみますと、ひとつには、羊水なるタンクの中にイオンが不足した場合には、胎児が丈夫に育たないだろう、ということが充分に予想されます。

イオンは自己治癒力そのものですから、母胎がもっている健康上の欠陥も自然に是正されます。したがって、胎児がうまく育たないのは、まず、この羊水のイオンが不足しているためではないかと私は考えたのです。

これもまた仮説ですが、それならば、母親が大切なそのイオンをどんどんつくれるように、胃腸の宿便をとって、さらにイオン入湯をしたならば、体内の羊水は完全な状態になり、したがって、流産などもないはずだと考えました。結果はまことにそのとおりで、流産ぐせのあるお母さんたちはZ式健康法によって、みなさんが安産をされています。


13-2イオンの不足で起こる習慣性流産  東京都・Mさん


過去に2回流産の経験があり、3度目の妊娠のときはさすがに気をつかいました。妊娠初期に、腰や下腹部に痛みをおぼえ、うすいピンクの下り物が認められましたので、産婦人科で診察をうけ、その後も毎月、定期検診をうけるなど、万全の注意をはらってきました。

その甲斐あってか要注意といわれた5ヶ月目も無事に通過、6ヶ月目も異常はないと言われ、今度こそは赤ちゃんが授かるものと希望にあふれておりました。それが8ヶ月目にはいる少し前、ひどい下り物におどろいて産婦人科に駆けつけましたところ、またもや流産です。胎児はどろどろの状態でとけておりました。

医師の言葉を深く信頼してきただけに私のショックは大きなものでした。私に対する医師の診断は、たった一言、それは“習慣性流産”でした。私は腹が立ってなりませんでした。定期検診をうけ、妊娠3ヶ月以降はずっと、異常なしと言われてきたからです。

にもかかわらず流産というのは、いったいどういうことなのでしょうか。これまで異常なしという診断を下してきた医師には、何の責任もないのでしょうか。私は裏切られた思いで、すっかり医師不信に陥ってしましました。

その後、知人にすすめられて、Z式健康法 に切り替えて、まる1年間というもの、徹底的に宿便の大掃除をするとともに、入湯によってイオンの充電をはかりました。この間、健康回復のためにセックスは極力おさえたり、妊娠をしないように注意をはらってきました。

妊娠に再挑戦した私でしたが、ひとつの変化におどろかないわけにはいきませんでした。それは、つわりのときのひどい苦しみから解放されたことです。

以前にはあまりのひどい苦しみに、目をくぼませ、からだもガリガリにやせ細ってしまったのが、とても軽くすんだのです。

こうして満願を迎えた私たちは、慎重に受胎作戦を立てました。それから10ヶ月と10日、首尾は上々で、ついに元気な赤ちゃんを生むことに成功しました。自律神経に必要なイオンというものが、どんなに大切なものであるかを、私ははからずも自分の体に教えられました。

イオンの不足で起こる習慣性流産